Tax Return Preparer
Tax return preparer にはいくつか条件があります。
これらの条件に当てはまればtax return preparerとよばれます。
- 資格は必要ない
- 報酬(お給料)をもらうこと
- そのために従業員を雇っている人
- Tax return にサインする人
逆に次の条件に当てはまる人はtax return preparerとはみなされません。
- パソコンに数字を入力するなどといった事務的な作業のみをするアシスタント
- 社内の人のためにやったtax return
つまり、もしあなたがtax retunを作成してそれにサインまでしても、報酬をもらわなければあなたはtax return preparerではありませんし、
逆にサインしなくてもほとんどの準備をあなたがやったならばあなたはtax return preparerなのです。
うーん、ややこしい。自分のだったり家族のtax returnを無報酬でやった場合はどうなるのでしょう?Tax preparerとみなされるのか?わからん、、、
Gift Tax
Giftについてくるtax。
Taxable amountは基本的にはdonee(もらう側)一人につき$15,000までは控除されます。
注目したいのは、上限がdonor(あげる側)につき、ではなくdonee一人あたりにつき、というところ。
だから5人にgiftをあげた場合そのそれぞれが$15,000まで控除されるということです。
結構太っ腹~~。
じゃあどうやってgift amountをみているかというと、それはFMV。Basisではありません。
また、例外として医療費、学費は直接その機関(病院とか学校とか)に払った場合のみ全額nontaxableになります。それから夫婦間のgiftも。
例1) 旦那さんが奥さんにダイアモンドの指輪をプレゼント→nontaxable
例2) おばあちゃんが孫の学費を支払い
おばあちゃんが学校に直接支払い→nontaxable
おばあちゃんは孫の口座に振り込み、後日孫が学校に支払い→taxable
Future interestは全額taxable。
あ、ちなみにチャリティ団体へのgiftはもちろん全額nontaxable!
チャリティ団体の優遇っぷりはいつも素晴らしいですね~~
Complex Trust
前回の記事ではSimple trustの特徴をご紹介しました。
今回はsimple trustの逆のcomplex trustについて見ていきます。
Compelex trustの特徴はこちら。
- 当期収益の一部を信託内に残すことができ、また受益者全員に分配する必要はない。
- 信託の元本の一部、もしくはすべてを受益者に分配することができる。
- チャリティ団体にいくらかファンドを分配することができる。
この3つの条件のうち一つでも満たしていればcomplex trustになります。
なるほど、ざっくりsimple trustの枠に入りきれないものがcomplex trustという感じ。
また、complex trustのDNI (Distributable Net Income)に関する問題が出てきたのでそのまとめ。
DNIに含まれるもの
- Corporate bond interest
- Municipal bond interest (地方債)
- Rental income / expense
- Trustee fee (信託報酬)
DNIに含まれないもの
- Capital gain (loss)
こうやって見てみると、当期内の動きがDNIに含まれるのかな?
まあ確かにDNIって当期の分配可能純利益だから納得といえば納得?
いろいろ間違ってたらすみません。
Simple Trust
IRSによると、Trust(信託)には大きく
- Simple trust
- Complex trust
- Grantor trust
- Revocable trust
- Irrevocable trust
の5種類があるようです。が、今回はSimple trustを見ていきます。
Simple trustの特徴はこちら。
- 信託財産の当期収益の全額を受益者に当期分配しなければならない。
- 信託の元本は分配できない。
- チャリティ団体には分配できない。
この信託のincomeはwithdrawしてもしなくてもtaxable incomeになります。また、capital gain taxは信託そのものにアプライされます。